社長メッセージ

シューケア文化のパイオニアとして

シューケア文化のパイオニアとして

初めに、令和6年能登半島地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧と復興をお祈り申し上げます。

20年ぶりに新札が発行されました。大きな目的は、偽造防止の強化とユニバーサルデザインの向上です。
この偽装防止技術を途絶えさせないために定期的な紙幣・硬貨発行が行われてい
ます

当社もAI、全自動化が主流となりつつある現在でも、諸先輩方が築き上げたクリーム製造技術を正しく継承しさらには時流に即した商品アップデート加え、「小さな輝きを大切にするをモットーにお客さまへ商品を届け続けていきたいと考えています。

日本経済では日経平均株価が史上最高値更新で景気回復かと思いきや為替相場では、円安の更新が続き光熱費や食費等、国民生活における様々な分野に大きな影響を与えるような不安な状態続いています
また円安の影響は、当社にも大きな影響を及ぼしています。
輸入原料の高騰、資材費、物流費と光熱費の価格上昇により商品生産コストアップされている現況です。

そういった状況下ではありますが、生産に携わるスタッフは常に靴クリーム品質向上に向けて個々のスキルを磨き続け、仕上げ方法・出荷体制の効率化を図りこの難局を乗り越えてまります。

当社は靴クリームを生業として1919年に創業し、現在では国内ナンバーワン靴クリームメーカーとして「靴にまつわる文化を豊かにする」をテーマに活動の幅を拡げています。
近年ではメイドインジャパンの信頼性を活かし、ハイエンドの商品“Boot Black”の欧州進出や世界的有名ブランドとの取り組みなど、
今までにない新たな成果を挙げる事に成功しています。

お客様の生活様式や考え方が大きく変わる中、ただモノを創るだけではなく、
エビデンスに基づいた商品をお客様のもとにお届けし、安心してお使いいただくことが、企業としての役割と考えています。
社名の由来であるコロンブスのパイオニア精神を忘れずに、
ナンバーワンメーカーの自覚と誇りを胸にこれからも進んでまいります。

株式会社コロンブス
代表取締役社長
高橋 晃一

社名とコロンブス

当社は1948年に社名を【 株式会社コロンブス 】と改めました。
今日では片仮名の社名が数多くありますが、敗戦の瓦礫の中から立ち上がって3年、
創業時代から靴クリームの商標として使用していたコロンブスを社名としてクローズアップさせ、片仮名社名の先端を切りました。
従って、商標としてのコロンブスは社名より遥かに長い歴史を持っています。

コロンブスと社名を改めた頃使用したキャッチフレーズの一つに
”今のコロンブスは靴クリームの名前です”というものがありますが、
勿論アメリカ大陸遭遇者のクリストファ・コロンブスを意識し、ダブル効果をねらったものです。

歴史上のクリストファ・コロンブスをイタリー語で分析しますと、
コロンは鳩であり”平和を象徴する鳩 “という意、これは上智大学元学長 故ヨゼフ・ピタウ神父の説です。

1492年、スペインのイザべラ女王の助力によって、新大陸発見の航海に出たコロンブスは、
その第1回の航海で、今のバハマ諸島を発見、スペイン領土を宣言したわけですが、
彼は若い頃からマルコ・ポーロの”東方見聞録”によって刺激され、
金色に輝くジパングにたどり着くことを生涯の夢としていました。

彼自身は、第4回、最後の航海に出てパナマ運河地点に上陸した時も、
この地続きにジパングがあると信じていました。
当社の社名【コロンブス】は最後まで日本にたどり着くことを夢見た
クリストファ・コロンブス、その彼をシンボライズしたものです。

大きな活動10章

コロンブス活動図